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カンクローのこと

1年前に後ろ足を悪くして車椅子を作ったカンクロー。
検査をしたけどはっきりした原因は分からず、変形性脊椎症という仮診断でした。(年齢によって骨の変形が起こり神経が麻痺しているのでは、と)
全身麻酔をして大学病院でMRIを撮るなどは希望しなかったので、調子の悪い時は車椅子やカートを使って、歩ける時は歩いてお散歩に行ったりお出かけをしたりして、それなりに元気に過ごしてきました。

体重が増えていたので、フードをコントロールして適正体重までダイエットして(13kg)、後ろ足は時々よろよろするけど寝たきりになることはなく、車椅子を使うこともほとんどなく、ゆっくりですが毎日自力でお散歩できるくらいにはなっていました。

昔に比べたら走り回ったりはしないけど、ご飯もよく食べて特に心配はしていなかった最近だったのですが、4月末に大量の鼻血を出したのでした。

病院で凝固系の血液検査をしたところ、色々と数値がおかしいとのこと。
外部に検査を出し、症状や血液検査の数値から、
「多発生骨髄腫」
の疑いがあるという話でした。
この病気はとても珍しく、四つの項目のうち二つに当てはまると確定診断となるのですが、レントゲンではパンチアウトという穴の空いたような画像は確認されず(とはいえ、全身を撮らないと分からないようですので、どこかの箇所が起こっている可能性はありますが)、全身麻酔で骨髄検査は負担がキツすぎる。
尿検査は、特殊な検査なので受けてくれる検査機関がないとのことで、血液検査での仮診断での治療ということになったのでした。
(その後、人間の検査機関で尿検査をしてくれるところがみつかったとのことでしたが、先行して治療を進めることにしたので尿検査はしませんでした)

治療法は、アルケランという抗がん剤と、プレトロニゾンというステロイド剤の2種類の薬の服用という、一つだけ。
他の治療法はなく、選択肢はないので、治療をするかしないかという判断でした。

抗がん剤と聞くと副作用が怖かったのですが、少量を長期間服用するという療法で副作用はほぼでないこと、副作用が出たらやめればいいとのことで、治療をする決断に至ったわけです。

昨日、10日間の服用が終わり血液検査をしたところ、少しずつですがいろいろとおかしかった数値が回復をしていました。
薬が効いたようです。
今日からは、半量を2ヶ月服用します。
副作用はなく、様子は少し元気になったかな?という感じだったため、服用を決めてよかったなと思っています。

血液のガンの一種ですが、進行は緩やかで悪性度(転移など)は低いものとのこと。
思えは1年前の足の神経麻痺の時から発症していた可能性は高いのですが、この時点では血液検査で大きな異常はなく、レントゲンでのパンチアウトもなく、この珍しい病気を疑って特殊な血液検査をするという選択肢はなかっただろうと思っています。
もっと早く気づいていればと思わないこともないのですが、鼻血が出なければ特殊な検査はやっぱりしていなかっただろうと思うので、今の時点でも気がついて治療を開始できてよかったと思うべきなのだろうなと思います。

病名を知らされた時は毎日家族で泣き暮らしていましたが、薬の効果があったということで落ち着きを取り戻しつつある我が家です。

カンクローは、ゆっくりだけど毎日お散歩も行って、痛がったり苦しんだりしている様子もなく、のんびり寝たり起きたりで過ごしています。
2ヶ月の治療で、治ってくれるといいな。

鼻血はその後治って、いつも通りの毎日を過ごしています^^
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